レズ(レズビアン)の意味は辞書だけで完結せず、本人がどの言葉を使うかが最も重要です。
ABOUT
レズ(レズビアン)について
レズビアン(Lesbian)は、女性として自認し、女性に恋愛感情や性的な関心を持つ人を指す言葉です。LGBTQの「L」にあたります。語源は古代ギリシャの詩人サッポーが暮らしたレスボス島に由来します。
略語の「レズ」は、からかいや嘲笑、アダルトコンテンツの文脈で長く使われてきた歴史があるため、当事者に対して使うと侮蔑的に響くことが多い言葉です。当事者コミュニティでは「レズビアン」または「ビアン」という略が好まれる傾向があります。第三者が使う言葉としては「レズビアン」を選ぶのが安全です。
なお、トランス女性で女性を恋愛対象とする人がレズビアンを自認することもあります。性自認が女性で、惹かれる相手も女性であれば、その組み合わせはレズビアンという言葉の範囲に含まれます。
ESSENTIAL KNOWLEDGE
レズ(レズビアン)を理解する4つのポイント
レズという俗称とレズビアンという自己表現の違い、性的指向と性自認の関係、呼称やプライバシーを尊重する基本をまとめました。
服装、声、身体的特徴、医療歴から、性自認や性的指向を決めつけません。
戸籍名、過去の名前、治療、手術、家族への説明は、本人が話さない限り尋ねません。
交流、医療、就労、サービス利用では必要な情報が異なります。目的に沿った一次情報を確認します。
PRACTICAL GUIDE
レズ(レズビアン)を正確に理解するために
「男役と女役に分かれるの?」という質問は、異性愛の枠組みを当てはめた典型的な誤解です。ボーイッシュな「ボイ」、フェミニンな「フェム」といったコミュニティ内の言葉はありますが、役割分担が必須なわけではなく、カップルの形は人それぞれです。
アダルトコンテンツの「レズもの」の印象で当事者を見ることも、実際の生活とかけ離れた誤解のもとです。メディア上の演出と、実在の人の恋愛・生活は別のものとして扱ってください。
押さえておきたいポイント
- 本人が使う呼称・代名詞をそのまま使う
- 性自認・性表現・性的指向を混同しない
- 過去の名前や身体・治療について尋ねない
- 分からないときは推測せず、失礼のない範囲で確認する
STEP BY STEP
初めて調べるときの流れ
- 01言葉の背景を知る
レズ(レズビアン)の一般的な意味と、時代・文脈による違いを確認します。
- 02本人の表現を尊重
プロフィールや本人が示した名前・呼称をそのまま使います。
- 03目的に合う情報を選ぶ
文化、生活、交流、サービスなど、調べたい目的に合う情報源へ進みます。
- 04プライバシーを守る
無断撮影、公開、個人情報の詮索を避けます。
EXPLORE
テーマから詳しく見る
知りたい内容を選んで、関連する案内へ進めます。
RESPECT & SAFETY
大切にしたい3つのこと
本人が希望する名前や呼び方を優先します。
性自認やサービス内容を推測しません。
料金、規約、撮影、年齢条件は公式案内で確認します。
FAQ
レズ(レズビアン)のよくある質問
「レズ」と呼んでもよいですか?+
避けたほうがよい言葉です。「レズ」という略は、からかいやアダルトコンテンツの文脈で使われてきた歴史があり、当事者には侮蔑的に響くことがあります。「レズビアン」か、本人が使っている呼称に合わせるのが確実です。
「レズ」と「レズビアン」は違いますか?+
指す範囲は同じですが、受け取られ方が違います。「レズ」は略称として揶揄の文脈で使われてきた経緯があり、当事者以外が使うことは避けられます。中立的に指したい場合は「レズビアン」を使ってください。
レズビアンとバイセクシュアルはどう違いますか?+
レズビアンは主に女性に惹かれる女性、バイセクシュアルは複数の性別に惹かれる人を指します。どちらも性的指向に関する言葉で、性自認や装いとは別の軸です。
本人が公表していない場合はどうしますか?+
推測したり、他の人に伝えたりしないでください。誰にどこまで話すかは本人が決めることで、第三者が広げてよいものではありません。
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